大阪で実地しているプレゼン甲子園
東京成徳大学中学・高等学校 増澤文徳
大阪府私学教育情報化研究会が実施しているプレゼン大会(2004/10/31実施)に参加させてもらいました。プレゼンのテーマは、「1億円を世のため人のために使うとしたら」という題で私立6校のグループが発表を行いました。
この大会は、4月~8月までに行われた5回のセッションを通して、「どのような方法を使ったら実践的に話ができるようになるか」を実証的研究を通して行われた集大成であり、この各過程で行われたセッションに重要な意義が感じられた。
大会における評価の観点として、次の5項目が挙げられた。
1.画面デザイン
2.情報をうまくまとめているか
3.話し方(アイコンタクト・間合い)
4.聞きやすさ
5.訴えかけるプレゼンであるか
1チーム8分をリミットとし、ニュースキャスター風や漫才風といったユニークなプレゼンが披露された。この中でも、プレゼンターは、手持ちの資料に目を向けることなく堂々とした話に、5回のセッションで指導された先生方のご苦労を感じた。
東西の違いとしては、大阪流で柔らかく聞こえる大阪弁で笑いを取ることを欠かさないプレゼンもあり、親しみを感じた。
生徒の発表が終わると指導された先生方もプレゼンを行い、エキシビジョンとして関西大学チームによるプレゼンも行われた。
プレゼン甲子園が終了した後も、多くの先生方が今回の取り組みに対しての反省や今後の課題についてその場で話し合い、午後4時に閉会した。